固定費が削れない?赤字家計が見直すべき4つのポイント

赤字家計脱出その他
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毎月毎月赤字家計。せっかくのボーナスが入ってきても、それまでの赤字の穴埋めに消えてしまう。そのような状態では、お楽しみのボーナスも右から左へ消えてしまい、ずっと赤字家計に追われる羽目に。
この、マイナスのループから逃げ出すには、腰を据えての家計見直しが必要です。
もし、キャッシングやリボ払いなどに頼らなければいけない状態なら危険です。赤字家計の原因から解決方法まで、赤字家計を見直す方法を4つポイントに沿ってご紹介しましょう。

お金が貯まらない家計

目次

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赤字家計から抜け出せない理由

赤字家計・・・支出が多い

冠婚葬祭や家電の買い替えなど、一時的な赤字であれば、回復の見込みはありますが、臨時費に対応するだけの余裕がない状態と言えます。
もし、慢性的に収入より支出が多い赤字家計であるなら、支出の見直しをしなければ、家計崩壊を招くでしょう。

赤字家計・・・収入が少ない

病気やケガなどで短期間だけの収入減で済むというケースは、意外に少ないです。
給与報酬の減額、ボーナス支払いがなしになった、リストラなど、収入が少ない状態になった場合は、何か手を打たなければ今後も赤字家計が継続します。転職や副業ができず、収入をアップできないのであれば、支出の見直しは必須です。

特に、「収入-支出=貯蓄」と考えている方は要注意です。
「収入-貯蓄=支出」を基準にした生活ができるように、赤字家計から抜け出す方法を説明しましょう。

固定費と変動費、どちらを削っていますか?

固定費と変動費

家計には、固定費と変動費があります。

固定費とは

毎月一定の金額がかかる、生活していくうえで必ず支払わなければいけない費用です。
「住宅費(住宅ローンや家賃)」「公共料金(電機・ガス・水道料金)」「通信費(電話・スマホ・携帯・インターネット)」「保険料」などが固定費に当たります。

変動費とは

ヤリクリによって、支出額が変動する費用です。
「食費」「被服費」「交際費」「レジャー費」「冠婚葬祭費」「生活雑貨費」「医療費」などがあります。

支出の節約というと、買い物を1円でも安いお店でしたり、外食やレジャー費を削ったりする方が多いのではないでしょうか? スグに調整が出来る節約、つまり変動費の節約ですね。しかし、このような節約は一時的なものでしかありません。変動費の節約を継続して行うとすれば、毎回ガマンを強いられます。ストレスもたまってしまうでしょう。苦しくツライ節約は失敗しやすい事も事実です。

赤字家計は固定費を削ることがポイント

赤字家計

変動費の節約はスグに実行できて、その時の即効性はありますが、継続が難しいと言われています。
また、小さな積み重ねによるものなので、大きな数字にはなかなかなりません。
これに対し、一時の努力でその後ずっと継続的な節約を出来るのが固定費の節約です。本当に家計が厳しい状況なら、固定費を削った方が大きなプラス効果をもたらします。

ただ、固定費の削減をするためには努力が必要です。
自分で調べたり、専門家に相談したり、さまざまな手続き作業が必要になります。例えば、スマホなどの通信費。スマホ代6000円を支払っている方が、SMS対応SIMに変更すれば、月2000円ぐらいにすることが出来ます。

クロ
スマホの料金って大きいよにゃん。
家族分となるとさらに家計費占める割合は大きいよにゃん!
タマ
そうだよにゃん。
6000円が2000円になれば、4000円も浮いてくるにゃん!
毎月4000円の節約は、継続的に続くから年間では4万8000円の節約になるにゃん!
旦那や子供たちの分もあるとしたら、すごい節約になるにゃん!

また、最も大きな買い物と言われる住宅。住居費の理想の割合は、収入の25~30%と言われていますが、当てはまっていますか?
住宅ローンの残債が1000万円以上、返済期間の残りが10年以上、ローンの金利差が1%以上であれば、借り換えで毎月の支払い金額と支払総額を抑えることができるでしょう。

また、マイカーを手離しレンタカーやシェアカーに変えることで、年間にして数十万円の節約になったという方も多いです。
その他、生命保険の見直しなど、調べたり手続きなどが面倒でついつい後回しになってしまいがちですが、固定費の削減は赤字の立て直し効果が高いです。
取り掛かる時は下調べや手続きなどに一時時間をとられますが、一旦してしまえば、その後は何もしなくても継続に節約効果を得られますよ。

まずは簡単なところから、スマホの料金を見直してみませんか?

⇒赤字家計はスマホ乗り換えで解決!やってみたら簡単で快適な格安スマホ

まとめ

固定費を削れないのであれば、変動費しかありません。
そして、変動費を削って継続的な節約効果を望むのであれば、「費用を減らしても、満足度はさほど減らないもの」からトライしましょう。まずは、各変動費の満足度ランキングづけを行います。「この楽しみがあるから頑張れる」「これはある程度なくても平気」などランク付けをしたら、満足度の低い項目から見直しをし、削減してください。

つまり、固定費にしても変動費にしても、家計の見直しには、自分の価値観や生き方の自覚から始まります。
なにが大切で、何は削減しても良いのか
自分に関わる費用をひとつひとつ検討し、赤字家計を見直ししてはいかがでしょうか。