格安スマホ、安いのは通信速度が遅い?格安スマホのメリット、デメリット

利用者が年々増えている格安スマホですが、たまに「通信速度が遅い」といった声を聞くこともあります。安い料金だけに、通信速度が遅いというデメリットは本当なのでしょうか。またそれが事実なら、どう対処すれば良いのでしょうか?

格安スマホは遅い

格安スマホの通信速度は遅い?

格安スマホは遅い

まず格安スマホの通信速度は、大手キャリアメーカーのスマホに比べると若干遅いのは事実です。格安スマホの通信サービスは大手キャリアの回線を借りて行っているので、接続するプロセスが複雑なために若干時間が掛かることが理由のひとつ。

格安スマホがネットにつながる仕組みを簡単に説明すると、

スマホ
   ↓
キャリア回線の基地局
   ↓
格安SIM事業者

を経由して、サイトやゲームなどのサーバにつながります。
速度に影響するのはスマホから基地局、基地局から格安事業者へ伝わる部分です。
スマホから基地局の関係は大手キャリアのスマホでも同じであり、例えば大きな震災などで情報を知りたいとき、どのスマホユーザーも通信速度が一斉に遅くなることがあります。
しかし格安スマホの場合、その後の基地局から格安事業者へ伝わる部分の影響も受けます。事業者がキャリアから借りている基地局の大きさによっても違いがあり、借りている容量と利用者数の多さによっても通信速度は変わってしまうのです。
また格安スマホのキャンペーンなどで利用者が急に増えたときも、なかなかネットにつながらないといったことが起きます。
何分経ってもつながらないといったことは滅多にありませんが、動画を見ているときにカクカクと画面が止まってしまうといった支障は起きることもあるでしょう。

平日の昼間は通信速度が遅くなる?その理由とは

格安スマホは昼間使えない

格安スマホの通信速度が遅くなるのは、特に「平日の昼間」です。多くの人が昼休みを迎える時間帯であるため、ランチタイムにニュースを見たりゲームを楽しんだりする人が増えます。するとスマホから基地局へ繋がる件数が増え、基地局からさらに格安SIM事業者に接続をするプロセスが必要な格安スマホはさらに時間を要することになります。

また通信速度を実際に見ても、大手キャリアのスマホと格安スマホでは違いがあります。
大手キャリアスマホの通信速度は常に30Mbps前後の速度を保っていますが、平日昼間における格安スマホの通信速度はおよそ0.4Mbpsしかありません。
その他の空いている時間帯は20Mbpsの通信速度を保ちますが、スマホ利用者が増える平日の夕方以降は1.5Mbpsの通信速度となります。
この数字を見ると、特に平日昼間の通信速度は大手キャリアに比べると異常に低いことが分かります。

そうすると格安スマホでは平日昼間のネットは使えないのではないかと不安に感じる方もいるかもしれませんよね。
多くの場合平日の昼間は通信速度が遅くなるものの、動画が途中で数秒止まる程度です。
何かを検索する、SNSに投稿するといった作業では、多少動作が遅いものの利用することに大きな支障はないでしょう。

クロ
要するに混んでるときは遅くなるってことなんだにゃん。
タマ
お昼休みに絶対ニュースチェックをしたい!ゲームをしたい!動画を見たい!って人はやっぱり大手キャリアの方がいいのかも。

⇒動画が見られる格安スマホ、再生速度や3日間制限のないサービスはコレ

ルーターに格安SIMを使う方法も

格安SIM データ通信

格安スマホを利用する人の多くは「通信費を抑えたい」と考えているでしょう。
格安スマホは「格安SIM」を利用することにより、スマホの通信費を大幅に抑えることができます。この格安SIMはスマートフォンだけに使うイメージもありますが、パソコンやルーターに使用してスマホ以外の通信費を抑えることも可能です。

例えば家で使っている固定回線が光の場合、マンションなら月額3500円程度、戸建てなら月額4500円前後の使用料が掛かります。
これに大手キャリアのスマホを使ってしまうと、スマホの平均月額料金はおよそ7000円であるので、毎月1万1000円ほどの通信費が掛かってしまいます。
これを格安スマホを利用することで、スマホの月額料金は2000円ほどまで抑えることも可能ですが、スマートフォンを中心に使う人ならば、格安スマホの通信速度が遅い問題がストレスになることもあるでしょう。
そこでおすすめなのは、スマホ以外の端末に格安SIMを利用することです。

通常スマホに使われる格安SIMは通話も必要なので「音声データプラン」が必要です。しかしパソコンやルーターに使うSIMなら音声は必要がなく、「データ通信専用プラン」が使えます。
こちらは音声データプランよりも値段設定が安く、あまりネットを使わないライトユーザーならば月々数百円のプランでパソコンやタブレットを使うこともできます。通信速度が気にならないスマホを使いたいのならば、スマホは大手キャリアのまま残しておき、格安SIMはその他の端末に使用するという選択肢もあります。

⇒データ通信専用の格安SIM、3日間速度制限のないココがおススメ

まとめ

格安スマホの通信速度が遅いとされる問題は、ネットに接続するプロセスが複雑なため仕方のないことかもしれません。
しかしそのデメリットは平日の昼間に集中しており、逆を言えばその他の時間帯では問題なく使えるといえます。
格安スマホは通常のスマホの月額使用料半分以下で使えることがほとんどです。どうしても平日の昼間に速い通信速度が欲しいといったことがない限り、使うメリットは大きいといえるでしょう。

また格安スマホの利用者は年々増えており、各会社も対策に出ています。顧客を増やすキャンペーンを行う前には予め借りる通信容量を増やしたり、平日の昼間でも速度が遅くならないよう工夫したりする会社が続々と出ています。今後は格安スマホでも大手キャリアと変わらない通信速度を楽しめることが期待できるでしょう。

格安スマホはその安さゆえ、使い勝手が悪いのではないかと心配になる人もいます。しかし使い心地は大手キャリアのスマホと変わることはなく、通信速度もそれほどストレスを感じることはありません。また外出先でのスマホ利用は無料で利用できるWi-Fiを利用したり、格安SIMをパソコンやルーターに使用してスマホはキャリアのまま持ったりする方法もあります。今やたくさんの種類がある格安スマホ、自分の使用頻度に合ったものを選び賢く利用しましょう。

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