アトピー 食べてはいけない食べ物リスト

アトピー 食べてはいけない食べ物生活
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つらいアトピー。
アトピーは、遺伝によるものともいわれていますが、生活習慣や食生活の見直しである程度症状は緩和することができます。
アトピー性皮膚炎と言っても、原因はそれぞれなので、必ずしもこれをすれば誰でもアトピーが改善されるというものでもありませんが、最近では腸内環境を整えることで、免疫力が高まり、アトピーも軽減されるという話もあります。
それよりも怖いのは、症状が悪化することですよね。
この記事では、アトピーの症状を悪化させてしまう可能性の高い、「アトピーで食べてはいけない食べ物」について解説します。

目次

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アトピーとアレルギーの違い

アトピーとアレルギー、同意語のように扱われていますが、全然別物です。
どちらも皮膚炎があり、

  • アトピー性皮膚炎
  • アレルギー性皮膚炎

それぞれ別のものになります。

共通しているのは、「かゆくなる」という症状。
かゆくなる」から「引っ掻く
その結果

  • 炎症で肌のバリア機能が失われてしまう
  • 赤み、湿疹などの炎症が起こ」

という現象です。

どちらも症状は同じですが、原因は違います。
アレルギー性皮膚炎は、「アレルギー」となる原因があります。
ここで紹介するのは、共通のその症状を悪化する原因となりうる食べ物です。
※一部はアレルギーのみ

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アトピー 、アレルギーで食べてはいけない食べ物の基本

冷たいもの

アトピー食べてはいけないもの 冷たいもの
腸が冷えると消化機能が低下します。
腸内環境が悪くなり、免疫力が低下します。

  • アイスクリーム
  • かき氷

カフェイン・豆

アトピー食べてはいけないもの カフェイン
カフェインは、交感神経を活性化させる働きがあります。
アトピーの人の場合は、ストレスに弱くなっている場合が多く、その状態で、交感神経が優位になると自律神経のバランスが乱れてしまい、アトピーが悪化する可能性があります。
また、コーヒー、ココア、チョコレートが駄目な理由として、かゆみを引き起こすヒスタミンによく似た物質が含まれているということがあげられます。

  • コーヒー
  • ココア
  • チョコレート

乳製品

アトピー食べてはいけないもの 乳製品
乳製品に含まれる「カゼイン」の中の「α-casein(アルファ カゼイン)」がアレルギーの原因になるといわれています。

  • チーズ
  • バター
  • ヨーグルト

※ヨーグルトは乳製品ではありません。

動物性脂肪

アトピー食べてはいけないもの 動物性脂肪
肉類ばかりを食べていると、血液がドロドロになってしまいます。
動物性脂肪を摂りすぎると、体内のリノール酸が足りなくなり、セラミドが減少します。
セラミドというのは肌の潤い成分ですから、これが減ってしまうということは、肌のバリケード機能が衰えてしまうということになりますね。

  • 肉料理全般

アトピーと言っても、すべての人が卵アレルギーというわけではありません。
卵アレルギーの人は食べてはいけません。

甘いもの・糖

アトピー食べてはいけないもの 糖
糖を分解するためには、副腎脂質ホルモンが働きます。
糖を大量に摂取すると、副腎脂質ホルモンはそちら優先になり、抗炎症作用を発揮できなくなります。よって、かゆみなどの症状を抑えることが難しくなります。
「糖」ということで、炭水化物・果物も同じです。

  • 白米
  • 白パン
  • うどん
  • もち
  • 白砂糖
  • 果物

辛いもの

アトピー食べてはいけないもの 辛いもの
辛み成分であるカプサイシンは、過剰に摂取すると胃腸が炎症をおこしてしまいます。
代謝のいい人は、辛い物を食べると汗が出ます。
汗は、黄色ブドウ球菌が増加します。
最近になって、黄色ブドウ球菌はアトピーの原因ともいわれています。
それが増えるというのですから、いいわけはないですよね。

ファーストフード

実際にファーストフードを習慣的に食べている子供や、アレルギー症状を発症する率が高いという研究結果が発表されています。

ポップコーン

アトピー食べてはいけないもの ポップコーン
ポップコーンには、大量のトランス脂肪酸が含まれています。
ファーストフードやコンビニ弁当にはこれが使われています。
トランス脂肪酸を摂りすぎると、アレルギー疾患が悪化するという研究データがでています。

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アトピー改善に食べたい食べ物は?

アトピーにいい食べ物
最後に、アトピーの症状を緩和する可能性のある食べ物について紹介します。

亜麻仁油

一時期その健康効果が話題になり、品薄となっていた亜麻仁油(アマニオイル)。
オメガ3脂肪酸のαリノレン酸が豊富に含まれています。
普段私たちがよく使っているサラダ油(キャノーラ油、サフラワー油、コーン油)には、オメガ6脂肪酸のリノール酸が多く含まれています。
リノール酸は、体内でアラキドン酸というものに変わります。
アラキドン酸は、アレルギーを誘発する物質です。
リノール酸も、αリノレン酸も体内では作れない必須脂肪酸ですが、日本人は摂りすぎなんです。
どのくらい撮りすぎかというと、必要摂取量の約6倍。
だから、体内では、リノール酸も、αリノレン酸のバランスが悪くなっているわけなんです。
日常の油を、αリノレン酸を多く含む油に変えることで、過剰となっているリノール酸を排出することができます。

味噌汁・漬物

酵素と乳酸菌が豊富。
腸内環境を整えることで、免疫力アップが期待できます。

その他・一覧

海藻

海藻、ヒジキ

魚介・肉

ハマチ、ブリ、マグロ、レバー、鮭、ニシン、牡蠣

野菜

ごぼう、人参、アロエ、ほうれん草、ニラ、玉ねぎ、シソ、ピーマン

果実

栗、くるみ、オレンジ、ぶどう、りんご

その他

玄米、小麦、甜茶、ヨーグルト、ルイボスティー

まとめ

人によってアトピーの症状は様々、絶対に食べてはいけないもの、というほどのものではないかもしれません。
絶対に食べてはいけない、ということではなく、食べすぎないように気をつけたいものとして認識下さい。

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