最近は1年中たいていの野菜は買えるようになりました。トマトやキュウリ、ナスなんて夏野菜なのに1年中スーパーの野菜売り場に並んでいます。でも、やっぱり本来の旬の時期に収穫できるものが栄養価も高いし、値段も安い。賢い主婦ならば、これを逃す手はありません!旬野菜は底値で買って、冷凍保存。お金も時間も節約できちゃいますよ。
この記事では、野菜の冷凍保存のやり方について解説します。
え?これも冷凍できるの?と目からウロコかも・・・
目次
ホームフリージングのポイント
野菜の冷凍に限ったっことではありませんが、家庭の冷凍庫で素材を冷凍するときに気を付けるポイントは3つです。
できるだけ薄くして保存する
空気に触れないようにぴったりとラップでくるむ
小分けして、品名や日付を記入する
野菜別 冷凍保存方法
野菜を冷凍保存するときは、ひと手間かけることでおいしくいただけます。
いづれも冷めてから、1回分づつ小分けにして保存袋に入れて冷凍します。
ジャガイモ
「ジャガイモは冷凍できない」というのが一般論です。
カレーを冷凍するときも、ジャガイモだけは外した方がいいといわれています。理由は解凍したときには、ジャガイモのあのふっくら感は失われてしまって、パサパサしてしまうから。
ジャガイモの冷凍方法としては、「ゆでてつぶしてマッシュポテトにして」というのが一般的ですが、これだとサラダくらいにしか使えませんよね。
そんなジャガイモの冷凍方法です。
ジャガイモは皮をむいて、薄くスライスする
フライパンにサラダ油を熱して、ジャガイモを透き通るまで炒める。
冷めたら、保存袋に入れて冷凍します。
もやし
さっと湯通ししてざるに上げ、水気を切る
玉ねぎ
【サラダ用】薄くスライス。
【その他】ざく切りにして、さっと湯通し。
【ハンバーグ用】みじん切りにして、プライパンできつね色になるまで炒める。
キャベツ
しっかり水気を切る
オクラ
板ずりしてさっと湯通し。
サヤインゲン
人参
その後、千切り、みじん切りにしてしっかりと水を切って、それぞれ小分けにして保存。
ブロッコリー
(芯の方が固いので)
その後冷水に取り出し、使いやすい大きさにカットして、水気を切って保存。
ほうれん草、小松菜
1回分づつ小分けにしてラップに包み、保存袋に入れて冷凍する。
かぼちゃ
食べやすい大きさにカットして、やや硬めにゆでる。
ごぼう
アスパラガス
ヤマイモ
里芋
固めにゆでる。
キュウリ
レンコン
ピーマン
縦半分に切って、下手と種を取り、熱湯でさっとゆでる
冷水にとり、そのままかあるいは千切りにしてしっかりと水分を飛ばす
なす
輪切りにして水につけてあく抜きする。
キッチンペーパーでしっかりと水気をふき取ったらフライパンで軽く両面を焼く。
ニラ
しめじ、えのき
根元をカットして、小分けにして冷凍。
しいたけ
行くを取って、傘の裏の汚れをキッチンペーパーでふいて保存袋に入れて冷凍する。
冷凍しておくと便利な薬味類
パセリ
洗って水けを切って保存袋に入れて保存する。
使うときは、上から手でもめば、みじん切りのパセリに。
ネギ
みじん切り、斜め切り、用途に合わせてカットして小分けにして保存。
大根おろし
大根おろしにして、製氷機で小分けにして保存。
※固まったものを保存袋に入れて保存しても。
使うときは自然解凍でOK。
ユズ
丸ごと冷凍して、使うときは皮を使う分だけそぎ切りに。
もしくはおろし金でおろす。
ミョウガ
薄切り、輪切りに、あるいは丸ごと冷凍できます。
生姜
【薬味用】すり下ろして小分けにして保存。
【香づけ用】皮をむいて、皮だけを保存。
【調理用】皮をむいて、1回分づつ小分けにラップして保存。
ニンニク
皮を向いて1片づつに分けて保存袋に入れて保存
または、みじん切り、すりおろしと用途別に保存する。
まとめ
- いづれも、完全に冷ます
- 水気をしっかりと切る(場合によっては天日干し)
- 使う分だけを小分けにラップしてから、保存袋に入れる
というのがポイントです。
そして、使うときは凍ったまま調理に使います。
冷凍保存もありですが、キノコや根菜は天日干しにして「乾物」保存するのもありです♪
(人参、大根、ごぼう、レンコン、キノコ類)