節約といえばお金を使わないことが一番と思いがちですが、現実には私たちはたくさんのお金を使いながら生活を成り立たせています。とはいえ、できれば使うお金は少なくしたいもの。そこで、日々の買い物を少しでも無駄なく、そして賢くできるようなポイントを紹介していきます。
目次
そもそも買わないのが一番の節約?買い物計画を立てよう!
一円でも安いほうがお得!と思っていると「安物買いの銭失い」の罠にはまってしまいがちです!
安ければいい・安いほうがいいという考えだと、いつのまにか無駄なものを買っていたり、本当に欲しいものが買えずストレスが溜まってしまったりということもありますよね。
節約するうえでは「買わない」ということも選択肢に加え、本当に欲しいのか、必要なのかを見極めるのもとても大切です。
事前にいるのかいらないのかを考えてみましょう。
服や家電など定期的に買い替える消耗品に関しては、いつどのくらい、いくらくらいの物を買うのかという買い物計画を立てるのも有効です。
年単位で予算分けしておけば、一年に何にどのくらいのお金を使ったのかという家計のお金の流れを把握することもできます。
たとえば、衣類の場合、季節ごとに手持ちの洋服を書き出し、新しく必要なものをその横に書いていきます。Tシャツは現在何枚あり、何枚買い足せばいいのか、コートの買い替えは必要かどうかというように、項目ごとにチェックしていくと整理しやすいです。
家電製品や家具の買い替えは毎年行うわけではありませんが、その年に買い替えそうなものをリストアップしておくと、急な出費に慌てたり急いで予算に合わないものを買ってしまったりするのを防止できます。
製造年月日や耐久年数、どのくらい使用しているのかをメモしてみてはいかがでしょう。
ざっと品物を書き出したら、次に予算を当てはめていきます。安く買う方法はこの段階になってから考えても遅くありません。
無駄遣いを減らすには、必要なものと欲しいものを明確化し、計画的な買い物をすることが大切なポイントとなります。
どうやって買う?お得に手に入れるにはリサーチが肝心!
買いたいものが決まったら、今度はどうやって手に入れるかを考えていきます。
節約のためには、できるだけ定価よりもお安く手に入れたいところ。インターネットの価格比較サイトやセール情報などの確認から始めるのが一般的ですが、品物によってはリサイクルショップやフリマアプリなどを使うのも一つの手です。
リサイクルショップの場合は直接店舗で品物の状態チェックができるメリットがありますが、よりたくさんの商品を見られるという点ではネットを使ったフリマサイトのほうが有利でしょう。ただし、状態の確認がしにくいため、口コミや出品者の評価などを見ながら慎重に購入する必要があります。
また、新品を購入する際も、ネットショッピングを使うとちょっとお得に買うこともできます。ネットショッピングの場合は実際に店舗に行くわけではないので、その商品だけを検索してピンポイントで購入することが可能です。出かけたついでに、ついついお金を使ってしまうというリスクが低くなるので、無駄遣い防止にも有効。
また、特定のサイトで購入すればポイントサービスなどを受けることもでき、実店舗で購入するよりもお得に買い物ができます。ただ、こちらも実物の確認ができないため「消耗品などリピート商品の購入はネットショッピングで」という風に使い分けをしていくのがおすすめです。
毎日の買い物も一工夫!食費の無駄がなくなる買い物のコツ
日々の食費も、献立の立て方を工夫すると無駄なく抑えることができます。
節約のためには一週間分まとめ買いするという方法もありますが、たくさん買ってしまうと計画通りに使えなかったり余ってしまったりすることも多いものです。
まとめ買いに慣れていない場合は、すべての食材を一度に買ってしまうよりも、先ほどの買い物の計画の立て方と同じように、いつ何が必要なのかを考えてリストアップしていく方法をおすすめします。
たとえば、月曜日にカレーを作るとします。
材料となる玉ねぎ、じゃがいも、人参は一度に使いきれずに残るので、次はこれらの材料を使い回して作ることができるポテトサラダや肉じゃがなどのメニューを上げていきます。
サイドメニューに添えるサラダ用にキャベツを買ったら、次の日はそのキャベツを使ったメニューというように、リレー形式に献立を決め、いつ何の食材を用意すればいいのかメモしていく。こうした方法だと食材を余すことなく次につなげていくことができますし、買い物の計画も立てやすくなります。この2日~3日おきに必要なものを補充していくスタイルは、食費と食材のやりくり初心者の方にも取り組みやすくておすすめです。
まとめ
節約中とはいえ、せっかくお金を使うのですから、それに見合った価値を手に入れることが賢い買い物のポイント。
買い物は必要なものを手に入れる手段であることを念頭に置き、目先の安さだけでなく手に入れてから使うまでを想像した計画的な買い物を心がけましょう。
買ってよかったと満足できるような買い物ができると、無駄遣いも減り次の節約へのモチベーションにもなります。ショッピングが単なるストレス解消になっている方は、今一度買い物の方法を見直してみてはいかがでしょうか。