子どもがいるからしょうがない?3人世帯の平均生活費とは?

夫婦2人と子供1人の3人家族、または1人目の出産を控えていてこれから3人になる予定の世帯について、どのくらいの支出が発生するのか、一般的な金額を見ていくとともに具体的な生活費の節約方法などをご紹介します。

節約 リサーチ

2016年家計調査年報のデータで確認してみよう

夫婦2人と子供1人の3人家族では、どのくらいの生活費が掛かっているのでしょうか。総務省統計局による2016年家計調査年報のデータをもとに、2人以上の世帯(平均世帯人員2.99人)の消費支出を見ていきます。

3人世帯でかかる生活費の総支出をチェック

2016年家計調査年報によると、3人世帯でかかる生活費の総支出は1世帯あたり1ヶ月平均28万2188円となっています。その内訳の主なものとして、

  • 食費:7万2934円
  • 光熱費:2万1177円
  • 教育費:1万1310円

が毎月掛かっていることが分かります。
生活費の総支出については、前年に比べて名目1.8%、物価変動の影響を差し引いた実質では1.7%の減少となっています。この現象の要因としては暖冬や夏場の天候不順の影響により光熱費や被服費が減ったことや、交際費の減少や燃費不正問題の影響による自動車関連の消費が減ったことが挙げられます。
このように生活費の減少傾向が見られる中、教育および保険医療にかかる費用が増加となっています。

教育費

節約の余地あり?多くなりがちな生活費

現在では子供が小学校・中学校・高校と進学するにつれて教育費がどんどん増えていきます。
そして公立の学校だけではなく、進学する学校の候補として学力や教育方針などから私立の学校への進学を考えるケースも少なくありません。
私立学校への進学を考えた場合、進学には受験が必要となり、通常かかる学費の他に受験に向けて通う塾など、学校外教育にかかる費用が生じます。その塾ももちろん金額が一律では無いため、塾によってはかかっていく金額が様々です。
また、子供に掛かっていく費用は塾などの学校外教育だけではありません。子供の教養を深めるために通わせる、習い事などの費用も発生します。従来から人気のスイミングやピアノなどの他にも英会話など、ありとあらゆる習い事があり、複数の習い事を掛け持ちしている家庭もあります。

子供の習い事の相場

⇒子育てにかかる費用はどのくらい?

かけ過ぎている生活費を探してみよう

先にも述べた通り、私立学校へ進学するために受験に備えて塾に通ったり、教養を深めるための習い事など、子供の教育のために必要なものは多くあります。
但し、たくさんの選択肢があるばかりにそれぞれに費用をかけ過ぎていないか、一度見直してみましょう。

「受験のための塾なども本当に今の塾で満足していますか?」

「教育内容はもちろんのこと、講師陣が同じくらい優秀でももっとお手頃な学費の塾はありませんか?」

習い事についても同様です。

「本当に今の環境に満足していますか?」

習い事なども費用と内容をきちんと見極めて、必要ならば新しい場所を探して行くことが必要になっていきます。
子供が可愛いあまりに将来かかる費用についての認識が甘くなり、小学校・中学校で多くの費用を費やしてしまった事で高校以降の教育費に行き詰まる場合もあるのです。
どんなに良い教育を受けさせたとしても、途中で費用が尽きてしまっては意味がありません。
大学もしくは大学院まで進学するケースも多い中で学費をずっと払い続けるためには、早い段階から教育資金の準備をしていくことも重要です。そして現在の生活費を見直すには、親の押し付けだけでは無く、子供の希望も聞きながら家族3人で教育方針について深く話し合いましょう。

教育費

その中で子供に必要な教育とそうでないものを見極めることも重要です。
大切な子供にはより良い教育を受けさせたいという気持ちは当然ですが、何事もバランスが大切になってきます。
子供の適正や得意なものを見極めることで、自然と塾や習い事も絞って行くことが出来ます。統計的にも教育に関わる支出が増えていることを見ると、節約出来る可能性が高いとも言えます。もちろん教育に関わる資金を無くすことは出来ません。ですが過去の水準に戻すことは出来るはずです。子供の成長途中で破綻することを防ぐためにも、幼少期を含めた教育に関わる資金をきちんと管理していきましょう。

まとめ

家族3人での生活費の節約を考えた時に、食費や光熱費などの無駄遣いを意識して減らしていくことはとても大事なことです。
ついつい買ってしまっているお菓子などの嗜好品を減らしていったり、外食を減らして極力自宅で食事を取ることも大きな節約になります。
そして光熱費などについては過剰なエアコンの仕様を控えたり電気の付けっ放しを防ぐことで節約をすることが出来ます。
一つひとつは小さな節約ですが、家族3人全員がきちんと意識していくことで、長い目で見るととても大きな金額になっていきます。
そしてついつい見逃しがちな子供の学校外教育や習い事の費用も見直しましょう。
目標は全国平均より低い金額に生活費を抑えられるようになることです。それが実現出来た時には塾や習い事などを始め、生活していく際に掛かっていくそれぞれの費用をきちんと管理する癖もついているでしょう。そうすると自然に自由になるお金も増え、節約をしながらも必要なものにはきちんとお金を掛けられるような生活が出来るようになっていきます。