女おひとりさまの老後を安心して迎えるための心構え

結婚の予定がない女性の方でも、このままおひとりさまで老後を迎えるかどうかは誰にも分かりません。また、現在結婚していても将来のことは分からないものです。仮におひとりさまで老後を迎える場合にまず気になるのは、独り暮らしでさびしいのではないか、老後の生活資金は不足しないだろうかということではないでしょうか。女おひとりさま生活に必要な老後資金について考えてみませんか。
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20代の女性、老後資金の心配はまだ早い?

20代は社会人となり、給料をもらってやりくりする自由な生活を始める時期です。
毎日の忙しさに流されて20代で老後のことを考えるという方はそれほど多くないかもしれません。
しかし、20代も後半になると、周りの友人や同僚が結婚し始める頃です。中には子どもが産まれた、マイホームを購入したなどいろいろな変化がある年代でもあります。自分もそろそろ将来のことについて真剣に考えなければと思うけれど、なにから手をつけたらよいか分からないという方も多いでしょう。
将来に漠然と不安を感じ始めたら、30歳になる前にある程度の貯蓄をしておくとよいです。将来的に結婚しても、しなくても、金銭的な余裕があることで、精神的に少し安心した気持ちになります。
そのため、まずは毎月少しずつでも天引きで貯蓄するという習慣をつけておきましょう。例えば毎月3万円を強制的に積み立てておけば、5年で180万円貯蓄できていることになります。

20代 貯金

友達や同僚などと旅行したり、外食したり、ストレス発散に楽しむためのお金が必要なのが20代です。節約も大切ですが、我慢しすぎるのもよくありません。そのため、支出のチェックをしてみることをおすすめします。
通信費、食費などは見直しやすい項目になります。また、支出のチェックをしていて保険の支払いがちょっと高いなと感じることもあるでしょう。
特に20代の方は、保険を勧められてなんとなく契約したままになっていませんか。保険でチェックしておきたいポイントは死亡保険の有無です。おひとりさまの女性で、まだ扶養家族がいない場合には死亡保険は必要ないことが多いです。日常の病気や怪我などに備えることを目的とした保険で十分といえるでしょう。

30代、もしかしておひとりさまかもと思ったら

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30代は、責任のある仕事を任せられる時期になります。
20代よりもさらに忙しい日々を過ごしている方も少なくないでしょう。しかし、20代と比べて体力がなくなってきた、と自覚してくる年代です。健康診断の結果が少し気になりはじめるのもこの頃です。
貯金はある程度できたけれど、おひとりさまの老後にむけてこのまま働けなくなったらどうしようと、時には不安になることもあるでしょう。
しかし、30代になると自分の生活費がどれくらいかかるのかほぼ把握できてくる頃です。おひとりさまであれば、さらに把握しやすいでしょう。
収入は20代からアップしている方も多い可能性がありますが、だからといってその分散財しないように注意が必要です。女おひとりさまのメリットは収入と支出を自分で完全にコントロールできることです。
収入が増えたら、その分少し貯蓄の天引き額を増やすなど、少し気をつけるだけで、老後不安の解消につながります。
20代に引き続き、支出のムダを洗い出して、都度修正していくことも大切です。

健康に不安を感じ始めた方はがん保険や女性の疾病に特化した保険に新たに加入することを考え始めるかもしれません。しかし、保険料が高いので躊躇してしまうときには無理に加入して家計を圧迫するより、自分が支払える金額を決めて加入するようにしましょう。保険の中には貯蓄性が高い商品もあります。上手に見直しをして必要な保険のみに絞ることも可能ですので、必ず複数社の商品を検討して決めましょう。

40代、そろそろ老後がみえてきた

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40代を過ぎてくると、気づいたら親も年を重ねてきていて、自分の健康だけでなく、親の介護問題が現実的になってくる頃です。
一方で、仕事を続けているおひとりさまならではの心配ごとも増えてきます。自分の老後生活についても漠然と考えなければいけないと思い始める時期でもあります。
一体いつまで働いて、年金はいくらもらえるのだろう?と不安に感じたら、試算を始めるにはよい時期です。具体的な老後生活に向けて準備を少しずつ始めましょう。
女おひとりさまを満喫する40代も少なくないでしょうし、自宅マンション購入でローンを組んでいる方もいるのではないでしょうか。
安心して老後を迎えるためには、自宅があると精神的にはよいことですが、収入が減少するタイミングにローンを抱えていると老後の資金計画に影響を与えることが少なくありません。残債はできるだけ退職前に完済しておくことをおすすめします。

一人暮らし女性の老後の生活費は?

時には、退職が自分の計画通りにいかないことがあります。自分の病気や、親の介護で仕事を辞めざるを得なくなることを念のため想定しておくことが大切です。このような場合に備えて適切な保険に加入していると安心につながります。入っていてよかったという保険にするためには、40代にあった保険の見直しをしておくとよいでしょう。親の介護をした方は、公的なサポートは受けられてもそれだけでは十分でないと感じることがあります。女おひとりさまの老後は、自分の介護に特化した介護保険関連のものに見直してみるなどの工夫をしてみてはいかがでしょうか。介護特約だけでなく、同時に貯蓄性も備えているような保険商品もあります。

まとめ

誰でも女おひとりさまで老後を迎える可能性があります。不安を少しでも解消するためには、20代のうちから少しずつ貯蓄する習慣をつけることが大切です。さらに、支出をしっかり把握しムダをなくすことです。最低限これだけは続けていくようにしましょう。40代を過ぎると、想定される年金も含め現実的な老後生活の試算ができるようになります。ただし、健康の問題や親の介護で予定通りにいかないこともあるので注意が必要です。それぞれの年代にあった保険でいざというときに備えることが安心のポイントといえます。上手に収入と支出をコントロールしておひとりさま生活を満喫しましょう。

⇒女おひとり様の老後資金はどれくらい必要?

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