ちょっと前までは東北や北海道では、エアコンのないのも普通だったのに、最近は違いますよね。
で、気になるのが冷房時の電気代。昔と違ってクーラーの性能がよくなって、電気代もかなり安くなってきましたが、それでも主婦としては節約を心がけたいところ。冷房して、電気代を節約する賢いエアコンの使い方を紹介します。
目次
つけっぱなしと、こまめなON、OFF、どっちが電気代を節約できる?
エアコン製造販売の最大手ともいえるダイキンが行った実験によると、
「朝9時から夕方6時までの時間帯は、30分程度であれば、つけっぱなしの方が電気代は安くなる」という結果になりました。
夏の夜、エアコンつけっぱなしはもったいないからと、タイマーにして寝たら、エアコンが切れたとたんに暑くて目が覚めて、またエアコンをいれちゃう・・・そんな経験ありますよね?
熱帯夜にはエアコンの温度設定を適温にして自動運転にした方が電気代はかからないし、途中で目が覚め覚めたりもしないので安眠できますよ!
エアコンの設定温度、快適さとコストを考えたら何度がいい?
外出から帰ってきて、もう暑くて!
いきなりエアコンを最強で、21度とかの設定にしてませんか?
身体に優しい室温の目安は26~28℃くらいです。エアコンが効いていない部屋の温度を下げるには、たとえ設定温度を21℃にしたところで、室温の下がるのにかかる時間は変わりません。設定温度を低くしたからといって、すぐに涼しくなるわけじゃないんですね。
電気代を節約するためにも、体のためにも、設定温度は下げ過ぎずに、暑いときは風量を強くしたり、一時的にピンポイントに風を当てたりするのがポイントです。
除湿運転(ドライ)は省エネになる?
蒸し暑い5月6月の時期は、エアコンで除湿運転をすると涼しくなりますよね。
エアコンより体によさそうだし、なんとなく電気代も安そう・・・と思っていませんか?
実は、ドライモードも冷房モードもかかる電気代はかわりません。除湿運転というのは、室温を下げるのではなく位、さらっとした室内環境を作ってくれるもの。
最新のエアコンだと、空気が冷えすぎないように、エアコンないの排熱で空気を温めてから除湿する「再熱除湿」してくれる働きになっていたりしますが、これだと通常の1.2倍ほどの電気代になります。
冷房代の節約には扇風機をプラスして
最新機種のエアコンだと、人を感知して、そこに冷風が行くようなシステムになっていたり、新しい機種ほど体に優しく、節約できるようになっています。
でも、エアコンなんて、そう何回も買い直すものではないですから、たいていの家庭で使っているものって、何年か前のものですよね。
感知システムのついていないエアコンであれば、扇風機で風を拡散することで、無駄にエアコンのパワーを使うことなく快適な室温にすることができます。
家具の配置や窓の位置などで、絶対とはいえませんが、だいたいエアコンの対角線上にエアコン側に向けて扇風機を設置すると、効率よくエアコンから流れてくる冷風を部屋全体に拡散してくれます。
暖房の場合温かい風は上に行きますが、冷房の場合冷たい風は下に行きます。
なので、ルーバーを下向きにしていると冷風は床で跳ね返って足元から直接体にあたってくるので、冷房の場合は風向きは上にして、扇風機で拡散するのが室内温度を快適に、体に優しいエアコンの使い方です。
まとめ
エアコンも一家に一台、リビングだけ。という家庭は減って、子供部屋や寝室と複数台設置という時代です。全部のエアコンがフル稼働する夏の電気代は、時々ビックリするような請求が来たり。かといって、暑いのは嫌だし快適にすごしたいですよね。賢く冷房代を節約して、夏の夜も快適に過ごしましょう♪
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