ソーシャルレンディングとは?怪しい?高利回りとリスクについて

先日、ソーシャルレンディングの「みんなのクレジット」が金融庁の行政処分が入ったとのニュースが流れました。投資家から集めた資金を自社のグループに貸し出していたということで、「不正融資」が発覚したのです。
つまり資金運用として集めたお金を、自社の運用資金に回していたということです。
さらには集めた資金の一部は、運営会社代表の個人口座に移動していたり、借金の返済に充てていたというから驚き。
これは、まさに「詐欺」ですよね。
この記事では、最近人気が高まってきた、「ソーシャルレンディング」についてわかりやすく解説します。

ソーシャルレンディングとは?

ソーシャルレンディングとは、「貸付型のクラウドファンディング」とも呼ばれていて、「ソーシャル」を冠にしているのでイメージはお分かりかと思いますが、インターネット上で、
「お金を借りたい人」
「お金を投資したい人」
を結び付けるサービスです。
この仲介を行うのが、今回問題になった「みんなのクレジット」のようなソーシャルレンディング事業者です。

ソーシャルレンディングの仕組み

インターネットを介することで、コストが少なくて済むため、借り側には低金利で、投資側には高利回りが実現してWinwinの関係が気づけるのが人気急上昇の秘密。

仲介会社にとっては、資金となる原資を個人の投資家から集めることが出来、通常ならば金融機関から融資を受けて利払いが発生するところ、「仲介=マッチング」だけなのでコストが削減できるというメリットがあります。

たとえば、今回問題となった「みんなのクレジット」では、年利回り最大14.5%を歌っています。

その他の仲介会社においても、5~8%の利回りになっています。

クロ
最近、銀行で定期預金を預けても、スズメの涙ほどの金利しかつかないからなぁ。
タマ
そうだよね。退職金とか、すぐに使わない予定のお金をうまく運用できればいいよね。

ソーシャルレンディングは、クラウドファンディングの中のビジネススタイルの一つです。(貸付型クラウドファンディング)

ソーシャルレンディングのリスクについて

ソーシャルレンディングのリスク
まず、ソーシャルレンディングと一般的な預金との違いについてですが、3つのデメリットがあります。

  1. 途中解約できない
  2. 利回りは保障されていない
  3. 元本保証はない

今回問題となったみんなのクレジットについての詳細はこちら。

同社は集めたお金のほとんどをグループ会社に貸し付ける予定だったにもかかわらず、複数の不動産事業会社等に対し貸付けを予定しているかのような表示をし、貸倒れリスクが分散されているかのような誤解を与える表示をしていた。
このほかにも、ファンドの募集を開始して以降、キャッシュバックキャンペーンと称して、顧客に現金を還元していたものの、現金還元の原資を検証したところ、親会社に貸し付けたファンド出資金が同社に還流していたとされている。

  出典:yahooニュース

HP上では「現在運用中のローンファンドは正常に運用されております」「困難な財務状況とされているのは、土地仕入れが先行し、販売未達のための現状」と発表されており、今まで通りに運営を続けているようです。
本当に資金が戻ってくるのか?という不安はぬぐえませんよね。

ソーシャルレンディングは、投資先が明かせないというビジネススタイルのため、リスクはあるということを認識しておく必要がありますね。

クロ
詐欺ではないけど、怪しい詐欺まがいの会社もあるってことだにゃん!
タマ
詐欺じゃなくても、貸し倒れの可能性も低くはないのにゃん!

とはいえ、すべてのソーシャルレンディング会社が信用できないというわけではないし、きちんと運営して利益還元されている会社の多々ありますから、投資のスタイルの一つとしての選択肢であることは間違いありません。

ソーシャルレンディングのメリット

ソーシャルレンディングの利回り
  1. 少額から運用できる
  2. 高利回りが期待できる
  3. ネットで簡単に申し込める

高利回りには高リスクがつきものです!

ソーシャルレンディングの利回り

ソーシャルレンディングで失敗しないために
リスクを踏まえたうえでも人気が高いのは、やはりソーシャルレンディングの高利回りが理由でしょう。
だいたい5~15%の利回りを各ソーシャルレンディング会社は掲げています。
5%と15%というとかなりの開きがありますが、それでも5%というのでも十分高利回りですよね。
ゆうちょにしろ、都市銀行、信用金庫にしろ、定期で預けても、0.0?%という金利。
1,000万円預けたって、1年で1,000円くらいしか増えないのですからね。

ソーシャルレンディングで失敗しないコツは、どの仲介会社を選ぶかということが大きなポイントとなりそうです!

まとめ

「退職金を預けていれば、ある程度のお小遣いは貯まっていく」という時代は終わりました。銀行なんて、もはや「金庫」の代わりにしかなりません。
今ある100万円をどう生かしていくかが鍵です。
しかしながら、「投資」にはリスクがつきもの。増やしたければ元金保証にこだわらない勇気も必要ですが、かといってすべてをかけてしまうのはタブー。リスクを分散することが必要です。
その一つの選択肢としてソーシャルレンディングもありかなと考えます。

ソーシャルレンディングで失敗しないために