マイナンバーが始まって、1年ほどになりますが、別に必要ないし、関係ないしってことで放置しておられる方も多いのではないでしょうか?
でも!ある日突然マイナンバーが必要だとわれて右往左往…
と、なった私の経験から、マイナンバー通知カードが見つからないときはどうしたらいいのか?
マイナンバーカードを作るメリット、申請方法、注意事項などをご紹介します。
目次
マイナンバーカード(個人番号カード)とは?
マイナンバー制度により、日本国民には、認識用の番号がつけられたってことですね。
今まで、身分を証明するものとしたら、運転免許証、パスポート、健康保険証でしたが、これって必ずしも誰でも持っているというものではないですよね。
マイナンバーカードは、顔写真付きの身分証明書です。
マイナンバーカードは申請しないと、発行されません。
「通知カード」と呼ばれる12桁の個人番号が書かれた紙のカードが配達されているはずです。
サラリーマンの方は、年末調整に必要なので、会社から、マイナンバーカード、もしくは通知カードのコピー、あるいは記載の12桁の番号を提出するように言われているかと思います。
確定申告にも必要になります。
そうなんです。
私は確定申告用にマイナンバーカードが必要だといわれ、慌てて手続きしようとおもったら、この通知カードが見つからなかったのです。
マイナンバーカードを紛失したら?
私のように、「通知カード」を紛失した場合は、有料で再発行は可能なんですが、まずは管轄の警察署に出頭して、「遺失物届」を出し、その「受理番号」の書かれた控えをもらってこなくてはなりません。
「家の中でなくしていて、絶対に外で落としたわけじゃないんですけど」
と、言ってもだめ。
個人情報にかかわることなので、必ず警察に届け出ないとならないのです。
いきなり役所にいっても、待たされた挙句、「遺失物届を出してきてください」といわれて二度手間になりますので、先にすませてしまいましょう。
あとは、マイナンバーの窓口に並んで、自分の番が来たら
「通知カード」再発行の手続きをします。
このときに必要なのは、
- 身分証明書(免許証、保険証、パスポート)
- 遺失物届の受理番号の書かれた控え
- 再発行手数料 500円
再発行になりますので、後日に郵送、または窓口で受け取る形になります。
ですが、ここで通知カードを再発行せずに、マイナンバーカードを申し込む手続きをした場合は500円はかかりません。
マイナンバーカードは、今のところ必ず作らないといけないものではないので、作るのが嫌だという場合は、通知カードの再発行という形になります。
タマ家の場合は、一式なくしてしまったので、遺失物届は私の分と、旦那の分を申請して、とりあえず、自分の分だけのマイナンバーカードの発行の手続きを取りました。
自分のマイナンバーがわからないときは?
たいていのことは、マイナンバー(自分の番号)がわかれば、実質カードはなくてもなんとかなりそうです。
では、どうやったらマイナンバーがわかるのか?
それは、住民票を取ればいいんです。
ただし、その時に「マイナンバー記載」にチェックを入れます。
そうすれば、必要れあれば家族全部のマイナンバーも記載された住民票を発行してもらえます。
マイナンバーカードでできること
コンビニで、住民票他、各種証明書を受け取ることができます。
コンビニで受け取れる証明書
- 住民票の写し
- 住民票記載事項証明書
- 印鑑登録証明書
- 戸籍事項証明書
- 戸籍の附票の写し
- 課税証明書(所得証明書)
- 納税証明書
- 固定資産評価証明書
午前6:30~23:00 土日祝も利用できるので、平日の時間内に役所に行く時間が取れない方には便利ですね。
マイナンバーカードの申し込みはどうするの?
通常であれば、通知カードと一緒に申し込み用紙と返信用の封筒が入っているので、そちらを利用すればOKです。
私のように、紛失した場合は、役所の窓口でもらえます。
または、オンライン申請サイトからでも申し込むことができます。
オンライン申請サイトはこちら⇒https://net.kojinbango-card.go.jp/SS_SERVICE_OUT/FA01S001Action.do
気をつけないといけないのは、写真。
必要なのは、35㎜×45㎜で、6ヶ月以内に撮影したもの。
写真のサイズだけでなく、配置のバランスなどもかなりシビアです。
自分でデジカメで撮った写真で済まそうという方は注意が必要です。
私はしっかり送り返されてきました!
無人の証明写真撮影機で移す場合は、「パスポートサイズ」で。
顔写真のチェックポイントはこちら。
⇒https://www.kojinbango-card.go.jp/kofushinse/checkpoint.html
マイナンバーカードは、申し込んでから、自宅に受け取り通知が来るまで、約1か月ほどかかります。
マイナンバーカードの受け取り
受け取りは必ず本人が、指定された期日までに役所で受け取らないといけません。
受け取りの際に必要なもの
- 通知書
- 通知カード
- 身分証明書
受け取りの受付を済ませたら、端末にて、決めておいた暗証番号を入力します。
暗証番号は全部で4つ。
1つは6桁以上の半角英数字で、こちらは署名用電子証明書の暗証番号。
これは、インターネットのマイポータルへのログイン、コンビニでの公的な書類の交付などで使います。
あとは、
- 使用者証明用電子番号書暗証番号
- 住民基本台帳用暗証番号
- 券面事項入力補助用暗証番号
こちらは4桁の数字で、同じものでもOKです。
暗証番号は、連続して3回間違えると(署名用電子証明書は5回)ロックがかかります。
覚えやすいものがいいですが、個人情報だけに普段ネットなどで使っている暗証番号とは変えておいた方がよさそうですね。
なお、この暗証番号(パスワード)は、発行後の5回目の誕生日で一度リセットされます。
そのため、有効期限満了の3か月前から期限満了までの間に新しい番号を申請しなくてはなりません。
マイナンバーカードの有効期限
受け取って初めて分かったんですが、マイナンバーカードは有効期限があるんだそうです。
それも、事前に連絡があるわけではなく、自己管理しなくてはいけないのです。
20歳以上の場合は、発行日後の10回目の誕生日まで。
20歳未満の場合は、発行後5回目の誕生日まで。
更新は有効期限内、満了の3か月前から申請できます。
マイナンバーカード まとめ
制度が始まって間がないので、わからないことがたくさんありますね。
公的な問い合わせ先を記載しておきます。
マイナンバー総合フリーダイヤル 0120-95-0178
個人番号カードコールセンター(有料)0570-783-578/050-3818-1250
地方公共団体情報システム機構 個人番号総合サイト
更新などについても、5年後10年後の話なので、この先変更になる場合も考えられます。
2017年㋀現在の情報です。