格安SIMのCMが目立ってきましたね。私の周りにも格安スマホに乗り換える人が増えてきました。格安SIMには、普通のスマホと同じように使える音声通話付きプランと、ノートPCやタブレット用のデータ通信プランがあるんですが、どちらも気になるのがエリアと速度。
エリアに関しては、ほぼドコモやauの回線を使っているので問題ないんですが、速度に関しては実は大きな落とし穴があります。
目次
格安SIMの3日間通信制限とは?
今までデータ通信はDocomoの昔のプランを使っていて3G3,980円くらいのものを使っていました。
これ、ノートPCやタブレット用に使っていたんですが、3GBだと微妙に足りないんですよね。
もちろん容量をオーバーしちゃうと、速度制限がかかってしまって、ちょっとネットを見るのはつらい状況。
そこで、2年縛りが終わるのを機に、格安SIMの使い放題プランを契約しました。
そもそも、格安SIMのこともあまりよくわかっていないのですが、ネットで契約して、送られてきたSIMカードを今まで使っていたポケットWifiにセットして、設定してOK。
「なんだ、簡単にできたし♪」
「やった~格安SIMで使い放題プランを契約したから、もう怖いものなし!」
と、思ったのもつかの間、何故だか突然めっちゃ速度が遅くなって、もう使えない状態に!
「え?容量オーバーしてないのになんで?」
そう、これが格安SIMの「3日間制限」なのです。
格安SIMには2つの速度制限がある
そもそも格安SIMを提供しているMVNOでは、大手のキャリアの回線を借りて提供しています。
その回線は無限ではなくて、容量が決まっています。
それを契約者が共同で使っているんです。だから誰かが一気に使うと、その分他のユーザーに迷惑がかかってしまいます。なので、続けて大容量を使った場合に、通信速度を遅くするという制限をかけているのです。
この測定機関というのが3日間で、会社によってことなりますが、設定容量をを超えた場合には、高速通信を20~3000kbpsとかに落ちるようになっています。
これが、格安SIMの3日間速度制限。
これは、私のようにモバイルルーターを使ったデータ通信プランだけでなく、スマホも該当して、この速度だとLINEやFacebookは使えません。
日付が変われば元に戻るのですが、また同じような使い方をしていると、再び制限がかかるので、使い放題なんて意味がないのですね。
私が使っているのは、U-mobile(ユーモバイル)です。
もう話にならないくらい遅くて、今回はU-mobileの使い放題プランはやめて、3GBの安いプランに変更。
さらに新規追加しようと模索中・・・
だったんですが、意外と最近は72時間速度制限を撤廃している会社が増えてきたようで、この機会にとことん調査して見直すこととしました!
3日間速度制限のない格安SIMってあるの?
実は、高速通信時には制限はないものの、低速通信に関して3日間の通信速度制限があるものが存在します。
低速通信にしても、速度制限があるのは面倒なので、今回は全契約において、全く3日間の速度制限のない格安SIMを紹介します。
- OCN モバイル ONE(NTTコミュニケーションズ)
- FREETEL(プラスワン・マーケティング)
- BIGLOBE SIM(ビッグローブ)
- mineo Dプラン(ケイ・オプティコム)
- 楽天モバイル(楽天)
- LINEモバイル(LINE)
それぞれの特徴と料金はこちらです。
※データ通信プラン
サービス名 | 3GB | 5GB | 6GB | 7~8GB | 10GB | ~チャージ |
---|---|---|---|---|---|---|
OCNモバイルONE | 1100円 | 1450円 | 2300円 | 500円/500MB | ||
FREETEL | 900円 | 1520円 | 2140円 | 2470円 | 500円/500MB | |
BIGLOBE SIM | 900円 | 1450円 | 12GB/2700円 | 300円/100MB | ||
mineo-Dプラン | 900円 | 1580円 | 2520円 | 150円/100MB | ||
楽天モバイル | 900円 | 1450円 | 2260円 | 300円/100MB |
そもそも格安SIMが何故安いのかはこちらの記事で紹介していますが、デメリットとして「混雑時に繋がりにくくなる、速度が遅くなる」という原因は、回線が混雑するからです。
なので、格安SIM、MVNOを選ぶポイントは、会員数が増えた分、きちんと回線を増強している会社を選ぶこと。
その目安となるのは、やはり会社の規模ですよね。
格安SIMが始まって数年になりますが、吸収されて消えていったMVNOもありますから要注意です。
CM露出が高いMVNO、企業母体がデカいというのがポイントです。
そんな中で、一押し!そして私が次に追加契約しようとしているのがこちらです。
OCNモバイルONE
運営会社はNTTコミュニケーションズです。
回線はDocomoの回線なので、かなりの僻地でもつながります。
料金は
- 3GB:1100円
- 6GB:1450円
- 10GB:2300円
- 追加チャージ:500MB500円
選んだ理由は
NTTコミュニケーションズ=docomoの系列会社なので、なんとなく回線は優先されそうなイメージ?(笑)
まぁ、それはさておき、会社規模としては信頼性が高いこと。
3GBではちょっと足りないかな?といった感じなのですが、他社が5GBプランの多い中、プラス1GBの6GBなのに料金は変わらない?あるいは安いこと。
購入しようとしている端末の価格が一番安いこと。(一括払い)
Aterm MR05LN(クレードルなし) 21,000円
余ったデータ容量を繰り越せること。
翌月末まで余ったデータ容量が繰り越せます。
追加チャージの料金が安いこと。
他社も同料金はありますが、500MB500円というのは最安値。
今回は、データ通信だけを注目してみましたが、音声通話付きプランも、10分以内の音声電話なら定額850円でかけ放題とか、選べる端末の種類も豊富でかなり魅力的なプランになってます。
まとめ
格安SIM、音声通話付きでも、データ専用プランでも、最大のメリットは大手キャリアのように2年間とかっていう契約の縛りがないことです。
なので、ダメもとで色々試してみることができるんですね。
同じ提供会社のプランも簡単に変更することもできるし、まずは使ってみて決める。
そんなスタンスでいいのでは?と思います。
とりあえず、OCNモバイルONEを申し込んでみることにします。
使用感などまたお伝えしたいと思います。
なお、各社の料金体系はキャンペーンにより変更となっている場合があります。
都度サービス公式ページにてご確認をお願い致します。
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