夏のキャンプにかかせないのがクーラーボックス。冷たいビールと食材の保存には絶対にかかせない必須アイテムですよね。ところで大は小をかねるといいますが、クーラーボックスってどのくらいの大きさがベストなんでしょうか?
この記事では、何度かクーラーボックスを買って失敗を経験した経験を持つ管理人が、クーラーボックスの大きさの選び方のポイントを紹介します。
目次
クーラーボックス、やっぱり大きいほうがいいの?
我が家に最初にやってきたのは、釣り用の25Lのクーラーボックスです。結構大きいなぁと思ったんですが、実際に使ってみると、意外と容量が少ないんですよね。なぜかというと、冷やすためには氷を入れなくてはいけないわけでして、けっこうこの氷で容量を食っちゃうんです。
350mlの缶ビールが9本並びます。
あとは氷をいらたら満杯という感じです。
なので、ビール大好き我が家としては、う~ん、ちょっと小さいよね?
ということで、次に45Lのクーラーボックスを購入しました。
ホームセンターで4~5000円ほどで購入。
45Lってかなりでかいです。
もちろん余裕にいっぱい入って文句なし。ですが満タンになるとかなり重いのですよね。
そこを考慮して、コマ付のものを買いました。
これで、だいたい3~4人分の飲み物と食材は冷やせる感じ。
満足していたつもりなんですが、使っていくうちにちょっと使いづらいなぁということに気が付きました。というのも、デカいだけに、中で食材がぐちゃぐちゃになってしまうんです。
3~4人の時は丁度いいくらいなんですが、2人のときはちょっと大きい感じ。
なんでも大は小を兼ねるとは言いますが、クーラーボックスは無駄な空間があるとその分保冷力が落ちるので、デカくて邪魔だし、2人の時は最近は使わなくなりました。
真夏のキャンプのクーラーボックスはやっぱり性能も必要
1泊くらいならばいいんですが、2泊となると、当然翌日にはクーラーボックスのなかは水浸し。氷は全部溶けてしまっています。
そこで!我が家は奮発して釣り用の高級クーラーバックを追加購入しました。
こちらは22L。お値段は3万円以上しました!
購入したのは、『シマノ クーラーボックス フィクセル プレミアム 220 ZF-022N』というやつ。
蓋が丸ごと外れて、どちら側からも明けられるので超便利♪
クーラーボックスごときにこのお値段!清水の舞台から飛び降りたつもりで買いました!
釣り用のクーラーボックスは断熱材を全面に使ってあって保冷力が半端ないのです。板氷ならば53時間は大丈夫という優れもの。
実はこれよりも大きいものの方がセールでお安かったんですが、満タンにしたときの重さを考えてあえて小さいほうにしたのです。
いくつかのクーラーボックスを使ってみて学習したことは、でっかいクーラーボックスが一つよりも、手軽な大きさのクーラーボックス2つの方が使い勝手がいいということです。
結局2番目に買った45Lのクーラーボックスは、一夏で、リサイクルショップ行きになりました!
真夏の連泊キャンプで大勢集るときは、シマノのほうには、さらにソフトタイプのものに保冷剤とペットボトルの氷をストックして、冷却材専用。
他の方々のもってきたクーラーボックスの氷が解けたら、そこから補充するようにしています。
これで2日目の氷にも困ることがありません。
クーラーボックスの種類
クーラーボックスには、布製のソフトなものと、プラスチック製のハードなものがあります。
ソフトタイプは価格も安く、コンパクトにたためるのがメリット。
これは使っても使わなくても、キャンプに持って行っておくと何かと役に立ちますね。
クーラーボックス ハードタイプのメリットとデメリット
ハードタイプは、密封されるのでソフトタイプよりも保冷力に優れています。形も固くしっかりしているので、椅子代わりにも使えます。
一見同じに見えるハードタイプのクーラーボックスも素材が違います。
- 発泡スチロール
- 発泡ウレタン
- 真空断熱パネル
これらの素材が、プラスチックの間にはめ込まれています。
それだけに、外形と内径に差があり、開けてみると意外と小さかったりします。
上から下に行くほど、保冷力も高く価格も高くなります。
通常は、ハードタイプのクーラーボックスを使う人が多いですが、デメリットとしては『使わないときの置き場所に困る』という点があります。
うちが、45Lのクーラーボックスを買ったときの一番重視したのは、
『中に家にある25Lのクーラーボックスが収納できること』
さすがに、違う大きさのクーラーボックスが2つ、3つとなると置き場所に困ります。
クーラーボックス ソフトタイプのメリットとデメリット
その点、たためるソルトタイプのクーラーボックスならば、収納場所に困ることがありません。
ただし、やはり保冷力を考えると、ハードタイプに軍配があがります。
また、ソフトタイプの場合は、外側に結露して濡れてしまうというデメリットがあります。
と、ここで。
最近思うところがあり、ロゴスのソフトタイプのクーラーボックスを購入しました。
ロゴス ハイパー氷点下クーラー
ソフトタイプなのに、その辺のホームセンターで売られているハードタイプのクーラーボックスの倍以上の値段にびっくり!ですが、値段が高いにはそれなりに性能の差があります。
クーラーボックスの使い方のコツ
保冷力を高めるためということで、ハードタイプの中にソフトタイプを入れて二重に使うのもお勧めです。
氷はできれば塊のほうがさらに保冷力が増します。我が家ではあらかじめペットボトルに水を入れて凍らせたものを持っていきます。
とにかく氷でスペースを取ってしまうのはもったいないので、市販の保冷材もあわせて使います。
結局どれを買ったらいいかわからないという場合は
夏のキャンプ、アウトドアシーンにかかせないクーラーボックスですが、意外と場所も取って使わないときにおいて置く場所がないなんて方は、スーパーで買い物したときに、魚用の発泡スチロールの箱をもらってくるのもあり!これなら使い捨てできますし、保冷力もソフトクーラーよりも強力です。通販なんかでついてきたものを取っておいて使うのもありですね。
楽天市場で新品が売っていたりもします。
実際、ハードタイプのクーラーボックスは、プラスチックの中にこれが入ってるだけなんですよね~♪
クーラーボックスの選び方のポイント 大きさの目安など まとめ
おおよその目安ですが、1泊2日でこんな感じでしょうか?
2泊3日となると、もう少し容量がいるということになりますが、飲み物をまるまる2日分全部冷やす必要はないですし、食材は買い足す形であれば十分賄えます。
- 2人:30L
- 3~4人:40~50L
我が家は小さいからと大きいのに買い替えたわけですが、結局持て余しています。人数と使い方によりますが、30Lくらいのものが2つあるのが一番使い勝手がいいかもです。