こんにちは。
なんちゃって主婦トレーダーのんです。
2月3月、難しい相場が続いてますね。
考えてみたら、ついこないだまでは、ドル円って103円台も見えてた感じなのに、いまや109円です。
ユロドルもしかり。
EAやMAMが資金を溶かしたという話が、次々に聞こえてきます。
今日はそのなかでも、ストームコピートレードというMAMについての話題です。
ストームコピートレードは、昨年9月に証拠金の50%もの損切りがありましたが、その後コツコツと稼働。
ですが、今回3月8日のユーロドルの大暴落に耐え切れず、強制ロスカットとなりました。
ストームコピートレードは詐欺MAMだったのか?
FXの自動売買には、いくつかの種類がありますが、ストームコピートレードというのは、
トレーダーに資金を預けて運用してもらうコピートレード。
MAMというシステムで、個人から集めた資金をメイン口座に集めて、それぞれの資金にあったロットごとに取引が行われます。
参加する人は、EAのようにパソコンやVPSにツールをインストールしたりする手間がなく、
スマホで管理画面を眺めているだけでいいという、ほったらかし自動売買システムです。
ストームコピートレードは、ストームEAという自動売買ツールを稼働、トレーダーが状況を監視してリスクに備えるというスタイルになっています。
ビーストの進化版EAを稼働して、トレーダーが監視するZooシステムと同じような感じですね。
さて、3月8日、残念ながら、このストームコピートレードは破綻しました。
含み損が膨らんで、耐え切れなくなり、強制ロスカット。
数百万円が溶けたというユーザーも多数。
被害総額数十億ともいわれています。
そもそも
- 2018年10月から溶けた事なし
- 参加人数4,000名以上、1年半で資金7倍
というMAMでしたから、被害総額もかなりでしょう。
逆に言うと、それだけ信用度もあって、沢山の人が参加していたMAMなんですね。
まず、昨年の9月21日に、このストームコピートレードは、有効証拠金の50%ほどの損切りを実行。
当然のことながら、ユーザーは不安になりますよね?
が!
このときの運営の対応は、サポートLINE削除
となりました。
え!逃げちゃったってこと?
その後、サポートLINEは復活したようですが、これってちょっとひどいですよね。
とはいえ、資金が溶けたわけでもなく、募集は継続。
それが、先日、ついに溶けました。
そして、サービスは永久停止となりました。
とはいえ、溶けたからといって、決してストームコピートレードが詐欺だったという話ではありません。
開始から1年半で資金が7倍になった
という事実はありますから。
まぁ、2年5か月目に溶けた
という結末です。
ストームコピートレード トレーダー監視型?
問題の当日ですが、運営が公言しているポジションの最大保有数を超えるナンピンを繰り返し、オーバーシュート!
え?
トレーダー監視型ですよね?
実力のあるプロトレーダーが監視しているのならば、
なぜ、そこに至るまでに手を打てなかったのでしょう。
トレーダーが監視していて、これを防げなかったのですね!
結果論ですが…ストームコピートレードの注意点
今となっては、結果論ですが、老舗MAMでもこのように資金を溶かすことはよくあることです。
やはり、プロにお任せとはいっても、投資なので、「絶対」はないのです。
が!
チェックしておくべきことがあります。
それは、運用する証券会社のこと。
まず、A-book方式であるか、B-book方式であるかということ。
これは、証券会社が顧客の取引をどう扱うかということなのですが、
- A-book・・・実際にインターバンクに取引を流す
- B-book・・・実際にインターバンクに取引を流さない
ストームコピートレードを運用していた証券会社、W.L(ワンダーランド)はB-book方式でした。
つまり、ノミ行為を行う証券会社です。
このノミ行為が違法というわけではないのですが、B-book方式では、客が負けた方が儲かるわけで、証券会社やMAMによっては、わざと客に負けさせて資金を溶かしてしまうという詐欺も多くあります。
そうではなくても、B-bookでは、証券会社にとっては、儲ける客は喜ばしくないのです。
W.L(ワンダーランド)はおすすめできない証券会社
このように、MAMやコピートレードにおいては、どの証券会社で運用しているのか?が重要です。
W.L(ワンダーランド)の気になるところ
- サービス開始は2020年と実績がない
- 金融ライセンスなし
- 信託保全なし
- 取引ツールはMT4のみ
- 日本語サポートの対応が遅い
- DD方式を採用したB-Book業者
ちなみにこのあたり、Zooを運用しているトレードビューと比べてみましょう。
トレードビュー
- 2004年設立16年以上の実績
- ケイマン諸島の金融ライセンス保有
- 35,000ドルの信託保全あり
- 取引ツールはMT4のみ
- 迅速な日本語サポートの対応
- 完全なNDD方式を採用したA-Book業者
一般的には、B-BOOK方式では、顧客の負けは8割といわれています。
さらに今年の3月10日にはこんなこともありました。
約4時間にもわたる通信障害が発生していました!
さらには、こんなことも。
bitwalletが使えない!
海外FX証券会社を利用されている方なら、bitwalletがいかに便利かお分かりかと思いますが、それが使えないってことです!
こんな証券会社に運用資金を任せたくないですよね…
あらためてZooの実力を実感!
Zooのシステムは、ストームコピートレードとよく似ています。
基本となるEAで資金を運用しつつ、プロトレーダーが24時間監視するMAM。
根本的に違うのは、証券会社の運用方法。
- ストームコピートレードは、証券会社で完結するB-book方式
- Zooは、インターバンクにトレードを流すA-book方式
2021年2月3月は、確かに予測しづらい難しい相場でした。
Zooでも、1か月近くポジションを保有し、含み損もそれなりに大きくなりましたが、それでも30%程度。
途中からは、トレーダーの裁量でコツコツ利益を重ねつつ、ポジションを整理して、含み損も減少。
あらためて、安心してお任せできるMAMと実感しました。
ストームコピートレードとZooを比較
ストームコピートレード | Zoo | |
---|---|---|
証券会社 | ワンダーランド | Trade view |
取引方式 | B-book | A-book |
月利 | 10~20% | フォワードテスト 50% 2021年実質 10% 目標月利 20~50% |
最低運用資金 | 25万円 | 20万円 |
初期費用 | 無料 | 無料 |
取引通貨 | EUR/USDメイン | ドル円メイン4通貨 |
コミニティ | 突然削除 | サポーター、利用者参加型 ※専用サポートは別にあり |
今後のワンダーランドのMAM
ストームコピートレードは破綻してしまいましたが、証券会社は存在しています。
B-book方式の証券会社にとって、顧客を囲い込めるMAMというシステムは魅力的ですから、今後違うMAMが出てくる可能性もありますね。
今回資金を溶かしてしまったワンダーランドMAM、ストームコピーとトレードですが、わずかでもボーナスが残っている方は、残りのボーナスを救出しましょう。
そのままでは、ボーナスは移動できないので、少し現金を入金して、別口座に資金移動することで、クレジットボーナスを救出できます。
安全な運用のためには分散投資が必要
投資においては、よくいわれることですが、儲かるからと言って一か所に資金を集めるのではなく、いくつかの分散して運用することが大切です。
いつ、何が起こるかわかりません。
分散投資することで、リスクも分散できるということですね。
今回のワンダーランドMAM、ストームコピートレードの破綻も他人ごとではありませんね。
100万円の資金があるのであれば、すべてを1か所に投資するのではなく、20万円とか、25万円でいくつかに分散して投資する。
そうすれば、今回のような事態にあっても、他でカバーできます。
特に複利運用のものをいくつかもっていれば、長い目で見れば、負けることはないでしょう。
私も、MAMやEA以外にファンドをやっていますが、ファンドも国内債券、国内株式、海外債券、海外株式に分散投資しています。
初年度はマイナスとなりましたが、継続して3年目の今年は、トータルで122%となっています。
3年で+22%というのは、EAやMAMの儲けに比べるとしょぼいですが、3年目にして複利のメリットか伸び率がいい感じになってきています。
ワンダーランドMAM ストームコピートレード破綻 まとめ
2021年3月8日。
ワンダーランドMAM ストームコピートレードは、サービスを終了しました。
今回の相場では、沢山のEAやMAMが資金を溶かしています。
それが全て詐欺であったかというと、そうではなくて、それだけに難しい相場だったということです。
このように、投資には絶対はない!ということを肝に銘じておきましょう。
対策としては、二つ。
- 他の案件にも分散投資する
- 早い段階で原資を回収しておく
MAMでは、複利運用の魅力はありますが、まずはある程度の段階で原資を回収しておきましょう。
h2>パソコンで!自宅で!副業で!『稼ぐ』を体感してみませんか?
最後までお読みいただきありがとうございました。
今回、当ブログへお越しいただいたお礼に、
ほぼ投資スキルなしの私でも、毎日安定してコツコツと稼ぐことができたFX自動売買システムへの参加権をプレゼントしています。
現在3000名以上の方が参加して、稼ぎ続けているシステムですが、儲かりすぎているため(笑)いつ証券会社から規制がかかって募集打ち切りになるかわかりません。
私自身も運用していています。
利用者専用のコミュニティもありますので情報交換もできます。
ご希望の方は、下記より「PAMM希望」とメッセージを下さい。
PAMMの詳細はこちらです。